冬来たりなば春遠からじ

 立春を過ぎ暦の上では春になりましたが、まだまだ寒い日が続いています。統計的には、東京で雪が観測されたのは、2月が1番多いそうです。

 私は生態環境調査委員の生徒と共に月に3~4回、大井町自然再生観察園で生態観察を行っています。観察園では季節の移り変わりをよく感じられます。最近では、11月から12月にかけて多くの落葉樹が葉を落とし寒さに備えていたり、常緑樹のサザンカは青々とした葉と鮮やかな赤い花をつけていました。

 寒さが続く中、1月下旬には"ふきのとう"が10株ほど芽を出していました。また、コブシの芽が膨らんできたりと、わずかながら春の訪れを感じました。

 厳しい寒さの後に花をつけるもの、寒さに耐えるために葉を落とすもの、葉を細くしたもの(針葉樹)など、さまざまな環境下で次の命をつなぐために生きている植物たちを見ると、いつも健気だな~思います。と同時に、花の命は短く、また花を咲かせるために一生懸命光合成を行い、植物体を維持していることに生命の力強さを感じます。

 大井町自然再生観察園では4月になると川沿いにシャガの花や紫色のオオアラセイトウが咲き、明るい日射しとともにさわやかな季節になります。

 

 小さなことでも大きなことでも、一花咲かせるとき(成功させるとき:受験で合格、目標を達成など・・・)には多くの努力を必要とします。諦めず、くじけず・めげずに頑張ってそれぞれの花(合格の花?!)を咲かせてもらいたいと思います。

 

理科 O

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4月の観察園

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1月のフキノトウ