2010年9月アーカイブ

去る、8月28日(土)、小野学園でサイエンス・オープンキャンパスが開催されました。

このオープンキャンパスは、理科実験のみのオープンキャンパスです。

〈なぜ、サイエンス・オープンキャンパス?〉

このサイエンス・オープンキャンパスは、理科実験をとおして、小中学生の皆さんに理科のおもしろさを体感してもらうために行っています。

また、本校の生徒が先生になって実験を行う(教える)ことにより、知識を高めて理解を深めるとともに、プレゼンテーション力を向上させるという生徒の学習の場にもなっています。

〈7月 準備〉

この準備では、理論的な部分をどのようにしたら小中学生でもわかりやすいかと生徒達は考え、模型を作成したり、イラストで示したり、自分達がお芝居をしたりとさまざまに工夫をします。

 準備① 
  

〈8月 リハーサル、受付準備〉

準備② 
 
リハーサルのためのリハーサルをしています。

 

受付準備 
こちらは、受付係が来校者のために名札を作成しています。

全て生徒の手作りです。

開催直前にリハーサルを行いました。

リハーサルでは、4・5名の主だった教員が厳しいチェックをしました。

 

リハ ① 
こちらは、「ケミカルライトを作ろう」のグループです。

お茶の水女子大学の先生から、アドバイスを受けています。

さて、リハーサルのチェック内容は以下のとおりです。

 

小・中学生が興味の持てるような原理の説明の仕方になっているか

声が一番後ろに座っている参加者にまで届いているか

実験で使用するものが参加者に見えるような位置に置かれて説明できているか

時間内に実験が成功できているか

 

生徒は基本的に教わるという立場ですから、普段から意識していることではありません。

こういう点で、生徒にとっては学習の場となっています。

また、このようなフィルターをとおして、初めて外部の方に見ていただけるものとなっています。

 

〈8月28日(土)本番〉

今年は、10の実験を行いましたが、2つを除いてすべて本校生徒が実験を行いました。

行った実験内容を1つずつご紹介します。

 

イカの解剖

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実験担当は3年生です。

デモンストレーションとともに、大きな写真で、それぞれの部位の説明をしました。

 

ヤシ油でセッケン作り

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実験担当は4年生です。

初めに、クイズ形式で原理の説明をします。

 

 ヤシ油 
こちらは、けん化しているところです。

けん化とは、ヤシ油、エタノールと水酸化ナトリウムを入れて、70度を超えないように、湯浴の中で、透明になるまでかき混ぜ温めることです。

 

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けん化した液体を蒸発皿にのせて熱し、エタノールをとばします。

 

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これは、塩析(えんせき)をしているところです。

けん化した物質を飽和食塩水の中に入れて混ぜると……

 

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せっけんの完成です!

中央のチーズのようなものがせっけんです。

 

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完成したせっけんで、手を洗ってみました!

泡立ち良好です!

 

本物そっくりの人工イクラを作ろう!

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実験担当は6年生、5年生、2年生です。

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人工イクラ作成のための実験器具です。

茶こしもあります。

これで、人工イクラを作りました。

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応用編、完成した人工イクラならぬ人工キャビアです。

本物そっくりですね。

 

ケミカルライトを作ろう(お茶の水女子大学 環境科学倶楽部協力)

ケミカルライト 

実験担当は5年生です。

ケミカルライトとは、お祭りやコンサート会場でよく光っている小さな輪や棒のことです。

これは、蛍光物質が入っているA液と、A液を光らせるための物質(TCPO)の入ったB液をチューブに入れているところです。

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A・B液の入ったチューブ、これが完成したケミカルライトです!

  いろいろなものからDNAを取り出そう!(中学生対象)

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実験担当は6年生、2年生です。

タマネギ、コンブ、ジャガイモ、冷凍トウフをすりおろしています。

写真は、コンブをすりおろしているところです。

 

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これが、取り出したDNAです。

 

 

ホタテの解剖

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実験担当は3年生です。

ホタテの部位を一つひとつ観察しました。

 

水から水素を取り出そう

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実験担当は4年生です。

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水から取り出した水素に火をつけています。

 

水が消える?マジックの謎を解明

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5年生が担当です。

吸水性ポリマーは、水とお湯ではどちらが早く固まるのかを実験しています。

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こちらは、固めたポリマーに食塩を混ぜて水に戻しているところです。

黒色火薬で大砲作り(中学生対象)

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実験担当は5年生で、これは、原理の説明をしているところです。

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実験で作った大砲を飛ばしています。

ロボット講座(京都大学 北原講師協力)

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パソコンを使って、ロボットのプログラミングをしました。

〈最後に〉

実験終了後、生徒一人ひとりが参加者へお礼状を書きました。

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