2010年2月アーカイブ

今回のサイエンスラボでは、色ガラスづくりに挑戦しました。

ガラスは自然の産物ではなく、人間の知恵と経験によってつくり出されたもので、ガラスの歴史は文化考証の鮮明な足跡だといわれています!古の偉人たちがつくり出したガラスづくりを体験することで、ガラスの構造とその性質を学びます。

 

A.ガラスはだれがつくり出したものか?

B.ガラスに色をつけるには?

などの仮説をたてて、実験を始めます。

 

① 一酸化鉛、二酸化ケイ素、ホウ砂を乳鉢に入れて、乳棒でかき混ぜながらつぶします。

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② ①の混合物を薬包紙にあけ、フィルムをつかって坩堝(ルツボ)の中に入れます。

   さらに、消色剤(塩化コバルト溶液)を加えます。

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③ ルツボにマッフルのふたをして、加熱します。

   ガスバーナーの火力を最大限にするため、ルツボの底からガスバーナーの口までの距離を7cm程度にします。

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④ はじめ2分はゆっくり加熱します。その後10分間強く熱します。(ガスバーナーの炎を最大限に)

   マッフルのふたをとって中を確認します。

この時、マッフルのまわりは非常に熱くなっているため、顔を近づけて覗かないように注意します。中は鏡で確認します。

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⑤ 混合物が均一に溶融(溶けて混ざる)したら、ルツボ内の溶融物を熱したステンレス皿に一気に流しだします。 

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⑥ 急に冷めるとガラスが割れてしまうので、フタをして、ホットプレートの上で、2030分放置します。 

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⑦ 完成!  

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<仮説の検証>

A.人間がつくり出したものです。

B.②過程で、消色剤を使用しないで、塩化銅や酸化銅、塩化コバルトなどを加えると、色ガラスができます!

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今回のサイエンスラボラトリーでは青銅鏡を作りました。(後半:研磨)

今回は、前回ひとりひとりがつくった青銅を磨いて、鏡にしていく作業をします。

まず、鏡になるということについて確認します。

アルミホイルの面は、少し曇ったような灰色で、光沢がありませんよね。

これは、実は表面に凹凸があるからです。

このアルミを研磨剤を用いて磨いてみると、光沢が出てくるのです。

表面の凹凸がより滑らかになり、鏡のようになります。

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そのことを確認した上で、本日の実験スタート!

粗さの異なる6種類のやすりが用意されています。

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こちらが、前回つくった青銅。表面がまだ、かなり粗いです。

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初めは、粗いほうのやすりを使って磨いていきます。

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磨いていくにはけっこう力が必要です。表情も真剣になります。

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凹凸の具合に合わせて、だんだん、細かいやすりに替えて磨いていきます。

表面がピカピカしてくるのが、目に見えてわかります。

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がんばって磨いた甲斐あって、表面が滑らかになりました。

青銅はきれいになりましたが、手は真っ黒です。

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最後の仕上げに、研磨剤で磨きます。

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青銅鏡完成! 新聞の文字が映るほどになりました。

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