こんにちは、茶道部です。

  茶道部では1月8日に「初釜」を行いました。

  1月の初めに茶道部全員が参加して行う毎年恒例の行事です。

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「初釜」では、「花びら餅」というお菓子をいただきます。このお菓子は、軟らかいお餅の求肥(ぎゅうひ)で、白味噌のあんとごぼうを一緒に包んであります。お菓子に味噌とごぼうとは面白いなと思っていましたが、これには古くからの云われがありました。

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ごぼうは、押し鮎(塩漬けにしておもしをかけてつくる)を見立てたもので、白味噌には雑煮の意味が込められているとのこと。

遡ること平安時代の宮中では年の初めに、猪、鹿、大根、瓜、押し鮎をのせて食することで、歯を丈夫にし、長寿を祝う歯固めの行事が行われていました。やがて行事は儀式になりました。当時は子供の歯固めに重宝されたことからみても、押し鮎は固い食物だったのでしょうか。やがて茶道の「初釜」の行事にも、長寿の押し鮎と正月の雑煮は「花びら餅」に姿を変えて登場するようになりました。

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このような意味深いお菓子の由来を知ると、一段とお菓子の味も増しますね。これからも季節を感じながら、お稽古に望もうと思います。


小野学園